パンデミックへ
パンデミック pandemic、感染爆発。
ウイルス感染が制御できない状態に
達した急拡大現象をそう呼びます。
パンデミックを感染国数と世界人口比で
判断するWHOは判断を先延ばし。
しかし武漢はパンデミックであり、
中国もパンデミック。
映像をみればわかります。
日本は厚労相の
「感染経路がわからなくなった」会見で
パンデミック段階へ入ったことを暗示。
天皇誕生日(2月23日)一般参賀中止、
東京マラソン(3月1日)一般ランナー
参加禁止で事態は深刻!を公式表明。
こういうときは落ち着きましょう。
そして、まず事実を理解しましょう。
根拠なく深刻ぶるのも軽視するのも
よくありません。
事実を知り、命と健康を守りましょう。
そのためのささやかなニュース集です。
今後も意味を持ちそうな情報だけを
選んで並べてみました。
(出所をクリックすると元記事へ)
ウイルスの感染力
―ダイヤモンド・プリンセス号の事実―
・ダイヤモンド・プリンセス号内の感染は
634人 /3700人=感染率17.13%。
(NHKニュース 2月22日 4時42分 )
※2/19以後更新。2/22で更新停止
・感染の始まりは、19日に横浜で乗船し
25日に香港で下船した乗客から。
(読売新聞 2月2日 21時32分 )
・感染者が下船後、今日の感染に。
感染者が去ってもウイルスは残る。
・全身防護服を着なかった検疫官が感染。
(読売新聞 2月12日 12時52分 )
ウイルスの感染力
―中国・香港の事実―
・香港では、団地の通気口を介し
空気感染した可能性。
(CNN 2月12日 )
・建物の通気口を介して空気感染する
危険を中国政府が警告。
(人民日報 twitter 2月13日 )
・中国で医療関係者1716人が感染。
うち6名が死亡。
(ロイター 2月14日 )
ウイルス検査の事実
・中国衛生当局者(北京)は、
「ウイルスは適応し
変異している」との見解。
(ロイター 1月22日 )
・帰国第2便、埼玉県在住の男性、
検査陰性で自宅待機中に
症状が出はじめ再検査で陽性。
(朝日新聞 2月11日 18時00分 )
・中国はウイルス検査の
新キットを開発したと発表。
血液1滴で検査時間15分。
(Global Times Twitter 2月15日 )
・浙江省船山市健康委員会は、喉の検査で
陰性だった男性が便の検査では陽性と
判定されたと報告。便再検査でも陽性。
(人民日報 twitter 2月21日 )
・ダイヤモンド・プリンセス号を検査陰性で
下船・帰国したオーストラリア乗客2人が
帰国後、陽性に。
(NHKニュース 2月21日 12時05分 )
・現在の検査法は発展途上=未完成。
陰性→陽性の原因は
①検査法の精度?
②ウイルス変異による見逃し?
③ウイルス増殖量の大小?
④陰性後、ウイルスに感染?
いずれであっても
陰性でも完全に安心できません。
(なぜ?の情報が足りません)
誰から感染するか?の事実
―中国・武漢だけではない―
・ダイヤモンド・プリンセス号の感染元と
みられる乗客は香港から。
17日に飛行機で東京へ。空港はスルー。
19日に横浜で乗船している。
(読売新聞 2月2日 21時32分 )再掲
・シンガポールからフランスの
スキーリゾートへ。
感染者はイギリス人男性。
(NHKニュース 2月11日 4時42分)
・千葉県で感染した男性は中国渡航なし。
勤め先か通勤途中のどちらかで
感染した可能性がある。
(NHKニュース 2月14日 23時14分 )
・感染した名古屋市の60代夫婦。ホノルル発
名古屋着のデルタ航空611便で感染の可能性。
二人は1月28日~2月3日にマウイ島、
3日~6日オアフ島に滞在。その後、帰国。
デルタ航空は同便に乗った乗客に連絡中。
(Yahooニュース 2月19日 10時20分 )
・東京都内に住む70代夫婦が感染。
2人とも自宅から外出することは
少なく、感染経路は不明。
(Yahooニュース 2月19日 22時32分)
・内閣府と厚生労働省の職員2名が感染。
横浜市のホテルに宿泊。ホテル名は非公表。
(NHKニュース 2月20日 15時13分 )
・ 石川県で初めて感染が確認された県の
男性職員は、2月12日~14日に東京へ
出張。東京での行動歴は調査中。
(NHKニュース 2月21日 18時53分 )
潜伏期間14日の事実
―過ぎたら安心か?―
・14日症状なし+最後に検査陰性→安心!は
完全隔離状態での健康保証基準。
・中国の河南省新郷郡で強大な感染2症例。
郡は武漢来訪者や武漢住民と接触した人の
検疫期間を14日から21日へ延長。
(Global Times 2月17日 )
・感染(ウイルスが体内に侵入)と
発症(高熱などの症状が現れる)の間の
予想最長時間。それが潜伏期間14日。
(参照 厚生労働省資料 )
一般の人はどうやって期間を測る?
いつ感染した?が判らないのに。
・隔離されない一般の人は
症状が出たかな?と思ったら
医療機関へ行くしかありません。
・しかし検査を受けられるとは限りません。
検査が通常の治療でなく、検査を受ける
人間を国が選ぶ行政検査だからです。
国は中国からの帰国者と国把握の感染者の
濃厚接触者を優先。その上、症状が
ある人に限ると決めているからです。
(NHKニュース 2月20日 23時03分 )
・その上でもし検査が陰性でも
安心はできません。検査後、陽性に
転じるかもしれませんし、どこかで
感染するかもしれないからです。
今の日本はそうした状況下。
感染可能性の詳細公表を
―不安抑制の良策として―
・感染者移動の詳細情報は
公表すべきだと思います。
「自分も…」に気付けない状況が
今、一番危険。
・企業経営者のみなさん、
従業員とお客様を守ってください。
感染者が出たら「優しい」対策を。
・医療関係のみなさん、
難しくてもネガティブでも
病気の話をしてください。
・マスメディアのみなさん、
事実を詳細に伝えてください。
感染の自衛には情報が不可欠です。
・行政のみなさん、
国民は冷静に対処できると思います。
情報公開が滞るほど(含む、曖昧)
事態は混迷していくと思います。
・そして すべてのみなさん、
感染された方は被害者です。
いまみんなで全力で防いでいる最中。
差別はもちろん、風評被害が…と言うの
絶対にやめましょう。