映画って
それが娯楽作品であっても、
「今、世界で何が…」を知る
優良なドキュメンタリー。
制作スタッフが、ここぞとばかりに
新しい技術を投入してくるとき、
とくに、そう感じます。
その意味でも
『ターミネーター:ニューフェイト』は
すごく面白かったのです。
前回の投稿では、この映画の物語性
(:始めと終わり)に触れましたが、
今回はスクリーンに登場する
最新技術に着目します。
というのも 💨
作品では、
AIや5Gにまつわる新しい現実が
「こんなこと、できるんだよ」
モードで描かれています。
トーンは 「やばいね~」
よしもと新喜劇 諸見里大介さん風に
言ってみましょう 「やばいね~」
ターミネーターに見つかっちゃうよ、
という警告、連発です。たとえば、
【ポテトチップスの袋】警告
「おまえがどこにいるか?
突き止めるのは簡単だ」
「スマホを持っているだろう。
電源が切ってあっても、
すぐに見つけられるぞ」
げげ、ホントに見つかっちゃいます。
映画ではターミネーターにバレバレ。
ヤバいので、スイッチを切って、
ポテトチップス(アルミ箔?)の袋に
入れましょう。こうすれば大丈夫。
【防犯カメラのライブ映像】警告
「スマホを袋に入れても、
おまえの居場所、バレバレ」
「顔写真があれば、カメラの映像を
顔認証すればいいのさ」
またもや、見つかっちゃいます。
しかもライブ映像で。コンピュータに
ハッキングできれば探すの簡単です。
そういえば、テレビ『科捜研の女』で
警察の顔認証は前歴者だけじゃなく、
運転免許証の写真も全部OK!と
言ってました。リアル!
【顔認証でロックオン】警告
「目標、この顔。
見つけ次第、攻撃だ!」
「ラジャー(了解!)」
で、無人の兵器が猛アタック。
ヤバすぎます。絶体絶命。
相手、人じゃないし。
ほぼほぼターミネーター。
このシステム、実用されています。
AI自律型ドローン攻撃機。総称
Lethal Autonomous Weapons Systems 。
妨害電波を出しても効かないやつ。
イラクで使われたでしょ!
って、最後は作品を飛び越えて
現実の話になっちゃいましたが…
(何の事件か、お気づき?)
ターミネーターもどき(兵器)は
既に使用可能で、標的はすぐに
見つかって、攻撃されますよ!
この映画は、今の現実なんですよ!
に、嫌でも気づいちゃうわけです。
技術の勉強 +警告
映画は、いろいろ教えてくれます。
ところで、
あのポテトチップスの袋、
どこかで売ってないかな?
そう思って、カルビーさんの袋を
洗ってみたりして(笑)
