お盆 = おかえり の楽しみ方

 

お盆。Obon。

以前ほど、意識しなくなったけど、
実はステキな習慣。

なぜって、
亡くなった家族(≧動物たち)が
家にやって来るんです。

それって、すごく幸せな時間。

 

こんな時間です

見えないけれど、みんな、傍にいて
お盆の入りから明けまでの
数日間を家で一緒に過ごします。

せっかくだから、ご馳走を!

お祖父ちゃんの大好きだった焼き鳥とか、
先代ワンコの大好物だった卵焼きとか、

食卓に並べて、ワイワイ食べる。

いいと思いませんか!

 

そんな日本のハッピータイム、
どうすれば始められる?を
解説しますね。(わたしんち version )

 

お盆の始まり

お盆は迎え火で始まります。

炮烙(ほうろく)という土器の皿の上で
苧殼(おがら:皮を剥いだ麻)を燃やします。

苧殼を燃やす場所は、
家の玄関の前。

煙を天に向かって放ち、
「お帰りはこちら!」を家族に知らせます。

 

この方法の利点。
迎える側が引っ越しても迷わない。
(おぉ、賢い!)

でも1つ弱点。

陽が落ちて暗くなると
煙が見えにくくなります。
日没前に、苧殻を燃やしてくださいね。

 

到着後は

煙が天に昇り、苧殻が終え尽きる頃、
家族は到着。

着いたら、一休みしてもらいます。

 

家族を乗せ、運んでくれた牛さんと馬さんは
敷いておいた真菰(まこも:小さなござ)
ご案内します。

目印は、茄子で作った牛(:牛さん用)と
胡瓜で作った馬(馬さん用)。

案内したら、茹でた素麺を1すべ、
茄子と胡瓜の背にかけてください。
これが牛さんと馬さんの夕飯です。

 

家族には、ふつうに
夕飯のテーブルに座ってもらいます。

みんな、お腹ペコペコなので、
さっそく夕飯。ということは…

迎え火を焚く前に、夕食の準備は
終えておかなくちゃ。

ここが一番大変。ですが、
助け合って乗り越えましょう。

 

あとはのんびり過ごします。

家族が帰路につく迄(だいたい4日後)
一緒の時間をお楽しみください。

 

お見送りは

迎え火と同じ様に、送り火を焚きます。

迎え火で使った炮烙を再び取り出し、
日没前に苧殼を燃やします。
今度の煙は、迷わず天に帰れる用。

立ち昇る煙を頼りに、
家族は天へ帰ります。

来た時と同じように、
馬さんと牛さんに乗って。

ですから、煙を見ながら
「気をつけて帰ってね」
「来年もまた来てね」
と思って、お盆終了です。

 

そうそう、
苧殼は迎えと送りの2回使うので、
半分ずつ使ってくださいね。

あと、送り火を焚く前に、
牛さんと馬さんにもう一度、
素麺を1すべ差し上げてください。
腹ごしらえして出発してもらうのです。

それでは、お盆、お楽しみください。