矢嶋ストーリー、
電子書籍制作で、ちょっと進歩。
文庫本が 可能に!
みなさん、お馴染みの、あの文庫本。
あの読みやすさを、スマホ画面に
再現することに成功しました。🎉
その第1号は、パンで街を幸せに。
ページは、このように ↓ なっています。

ページ上に柱(ページ上のテキスト)も付いて。
行数と行間、列の文字数・文字間も細かく設定。
それが崩れません。
ですから文庫本特有の読みやすいレイアウトを
実現できたのです。
今回制作した技術仕様、
ePub3の縦型固定レイアウトは
優れものです。
行と列が崩れないだけでなく、
画像も好きな位置に貼り付けられます。
貼り付けた位置は
ページを繰ってもズレません。
文の向きも、縦書き、横書きを
自由に決められます。
ですから、こんなページも
制作可能。

文章はテキスト(文字列)として
保存されているので、
テキストの読み上げや
言葉検索もOKです。
というわけで、
鯛焼き印の文庫本、完成しました。
素直に、嬉しいです。
電子書籍の仕様は これまで
欧米の(というより英語の)「横書き」を
暗黙の前提に考案されてきました。
本のページは大抵、縦長(=横が短い)。
必然、英語だと横の文字数が伸びても
あまりツラくない。
ですから、
横書き文化しか知らない人々は
ディスプレイの大きさに合わせて
一行の長さを自動的に伸縮させるリフロー型に
あまり抵抗を感じません。
ところが、この感性、縦書きでは
ものすごく不快。
一行が長い文章は
とにかく読みづらい。
※文字を追う際の目の移動を想像ください。
距離が長いほど疲れます。
縦書きだと、不快度、さらにアップ。
縦書き × リフロー型の本は、
存在じたいが高ストレスなのです。
※行の文字数と文字間、そして行間の
総合的なバランスが崩れるのも不快の一因。
今のままだと、縦書きタイプの
電子書籍の没落は必至。
このリスク
(長い縦書きは読みづらい→読まない)は
紙の本の世界では常識です。
新書でさえ
一行の文字数を文庫本並みに抑えるが
当たり前になりました。
その事をわかっているのに、
リフロー型に固執したら、
縦書きの電子書籍は
「読みづらい」から
抜け出せなくなってしまいます。
にもかかわらず、
横書き文化に染まった電子書籍界
(テキストデータ表示技術界)では…
リフロー型を業界標準と考える人が
未だに多いのです。
この停滞(読者無視)を乗り越えられる。
それは、電子書籍を作る人の大きな喜び。
ようやく!な感慨、いっぱいです。
ということで、
この快適、体感ください。
ePub3 縦型固定レイアウトに対応している
Apple Booksさんなら、
文庫本の読みやすさ +
テキストデータの検索、自動読み上げ
の両方をお読みいただけます。
未対応なアマゾン kindleの本は
ちょっと残念ですが、
文庫本の読みやすさ
のみのお楽しみとなります。
注)レイアウト崩れを防ぐために
ページを画像化しているのです。
ですからテキスト検索不可😢
注)kindleユーザーのみなさま、
アマゾンさんが対応したら
すぐにファイルを差し替えます。
お待ちください。
実際の本の雰囲気を
Apple Books さんのサイトから
感じてください。
こんな感じです。

サンプルブック、ぜひご覧ください。
※上の画像クリックでストアに
というわけで、
申し遅れましたが、
Apple Books さんにデビューしました。
🎈 🐏 🌳 🎊
Mac、iPad、iPhone ユーザーの皆さま、
お待たせしました。
これからは、kindle for mac を介さず
作品をお届けできます。
Google Play さん、
楽天Koboさんからの配信も
準備中です。
両サイト・ユーザーの皆さま、
今しばらく、お待ちください。
それでは、また。
文庫本の快適さを
電子書籍でお楽しみください。