SNSのストーリーは妥協の産物

 

チェックした人の投稿を読んで楽しむ。

twitter や Instagram なら「フォローした人」、
Facebookなら「友達」。

呼び名は違うが、楽しみ方は同じ。
これが、SNS。

それが出来なくなる時、
SNSはツマラナクなっていく。

 

今回は、この問題を考えてみます。
題材として、日頃から心配している
Facebookのニュースフィードに
焦点を当てます。

 

 

友達の投稿は制限される

まず、この事実から確認していきましょう。

 

以前から、多くのユーザーが指摘している通り、

Facebookのニュースフィードには
友達すべての投稿は載りません。

登場する友達は、
最近、こちらからリアクションを返した
「特定の皆さま」の一部。

「お久しぶり」な方の投稿は表示されません。

 

この不満に対し、
(根底には「SNSは自由な交流の場であって!」
 という期待があります)

Facebookをよく知る人は…

「無理。制限は必要」
「誰を載せるかはFbが決める」
「『トップに表示する人』を優先する」
「細かいルールは公表しない」

だから諦めろ!とおっしゃいます。

ニュースフィードって
そういう掲示板なんだから! という訳です。

 

事実、そのようです。

ある日、気づいたのですが、
ニュースフィードの終わりに
「表示できる投稿は以上です」
というメッセージが出ます。

このメッセージ、2通りに解釈できます。

解釈➀
あなたの友達は、これ以上投稿していないので、
表示する投稿が無い。

解釈➁
ニュースフィードの最長はここまで!と
決めたので、これで切り上げ。

おそらく➁の意味なのでしょう。
友達を個別にチェックすると、投稿はあるので。

 

サーバーの使用抑制が必要という
事情もわかりますが、

友達をSNS側で勝手に選別する処置は…
かなり嫌な感じがします。

 

 

強制表示の多さ

次は、この現実について考えましょう。

 

窮屈なニュースフィード
さらに狭くするのが、投稿以外の表示です。

・「知り合いかも」 ※非表示にできない

・「宣伝しましょ」 ※非表示にできない

こうした強制表示(「不要」「見たくない」)が
ニュースフィードの空きスペースを
どんどん奪っています。

 

「いったい、どれくらいあるのだろう?」

ある日、実測してみました。

まず、ニュースフィードの長さ(縦)を測り、
次に、中に出てくる強制表示の長さ(縦)を測り、

強制表示の長さ÷ニュースフィードの長さ=
の式でシェア(%)を計算。

結果は、11.1%。

テレビ60分のCM時間は最大で12.3%まで。
強制表示の量はテレビ並になっています。

うーん (+_+)

 

 

この、
ユーザーにとって非常に窮屈で不快な状況下で
新しいフィード「ストーリー」が登場しました。

この「ストーリー」、何なのでしょう。
次は、この機能について考えましょう。

 

SNSのストーリー その正体

Facebookの場合、
ストーリーは、ニュースフィードの外に置かれる、
期間限定の「投稿」表示方式。

 

これなら、ニュースフィードが狭くても大丈夫!

ストーリーに登録した人やページは
ニュースフィードの状況に関係なく見れますから、
さぁ登録を!

Facebookに、こう言われている気がします。

妥協案、ストーリー。 そんな印象です。

 

 

でも、それって…

SNSって、特定の人の投稿しか見れない
超限定・単方向メディアですよ!

そんな宣告と同じ。

SNSと名乗ってきたけどさ、
実態はsocial network じゃ無いんだよね。

幅広いコミュニケーションは無理。
一方的な情報の送りつけメディアなんだ。
広告ばかりさ!

と諭されるようでもあり。

いずれにしても、ツマラナイ。
ツマラナイことは、みんな嫌い。

 

 

という訳で、
SNSは危ういと考えます。

Facebookの、
このニュースフィード問題は、
twitter ならTLの問題になるわけで、

結構、深刻な問題だと
感じています。

† † † † † † † † † † †

 

※Facebookの仕様は変わり続けます。
 書いた当時(2018/4/14)と
 細部が違っている場合があります。
 その点、ご了解ください。