今度の本は、SFです。
Science Fiction (空想科学小説)。
フィクションの中で、もっとも分析的で
(ナンセンスでも理屈があって)
シニカルな未来の描写に適しています。
(こうなったら最悪🥶もOK)
星新一さんの
ショートショートと呼ばれる作品群や
小松左京さんの『日本沈没』が有名です。
「最悪の場合には…日本列島は
海に沈んでしまうでしょう」
by 田所博士 日本沈没より
のような仮定もヘイチャラ。
そのSFでストーリーを書いてみました。
というもの、
ちょっと怖い未来を描きたかったから。
その未来とは…
身近で、リアル。
現在、進行中。
それは…
今まで食べていた野菜って…
「おいしくなかった…」
「ぎゃ~」
という野菜好きにはアリエナイ
未来なのです。ぎゃー🧟🧟♂️🧟♀️
「えぇ?」
と思われましたか?
わかります。
この恐怖、不思議と
語られていませんから。
テレビを観れば、
NHKも民放も、
「野菜、おいしい!」の
オン・パレード。
スーパーも、青果店も
特にコメントなし。
おいしくない野菜なんて
この世に無いかのように
振る舞います。
でも…
この作品は、SFなので
いきなりそこに不時着しちゃいます。
そして農業マーケティングの核心に
大接近。
ですから作品タイトルは

になりました。
この恐怖に立ち向かうヒーローは
肉じゃが大好き男🥔です
その名の通り、
肉じゃが、大好き。🥔
好きで、好きで、好きなので、
がっつり食べちゃいます。
出来合いの肉じゃがは値が張るので、
自分で、せっせと作ります。
職業は、ふつうのサラリーマンです。
その彼が、ある日突然、
悶(もだ)え苦しみ始めます。
彼は、知ってしまったのです。
自分を取り巻く食の貧困を。
「ぎゃ~」
そして彼は…
「ぎゃ~」
(作品ページ 🫲こちらです)