絵本、すばらしい
レオ=レオニさん、加古里子さん、安野光雅さん、…
名作の数々。
そんな名作のひとつ
はまだ ひろすけ さんの『ないた あかおに』。
こんなお話です。
村の人たちと仲良くなりたい赤鬼。
でも、いくら努力してもダメ。
友だちの青鬼が協力してくれます。
青鬼は村でわざと暴れます。
そこへ赤鬼が来て青鬼を懲らしめます。
以来、赤鬼は村の人たちと仲良くなりました。
この話の中には、
信頼という言葉は、ひとつも出てきません。
友情という言葉も。
でも、これらの観念を
読んだ人(≧小さい子たち)は理解します。
信頼や友情という言葉を知らなくても。
信頼については、
ニクラス・ルーマンという人が
書いた『信頼』という、その分野では
世界的に有名な本があります。
けれど、この本を読むより、
『ないた あかおに』のほうが解かるのです。

そして、記憶に残ります。感動とともに。
凄い!
この絵本の力を
わたしの本
『マーケティングは正直バナナ』は
借りています。

そんなページに、スポットライト!

な感じで描いています。
お客様が何を求めているか?は
古時計を例に、こんな説明。

いかがでしょう?
伝わりますか?
お客様😊のために努力する。
その大切さ、
感じていただけたら…
こんなに嬉しいこと
ありません!
ところで、
マーケティングの実態っていうか、
現実って、すごく面白いんです。
最高のマーケティングをしている人が
マーケティングという言葉すら知らない。
そんなこと、よくあるんです。
あの肉屋さんのご主人、
お肉の説明が最高にわかりやすい!
(うーん、すばらしい。
最高のマーケティングだぁ)
であっても、
「わたしが最高の
マーなんとかをしている?
その、マーって何ですか?」
状態。
これ、もったいない!と思います。
ご自身のやっていることが
マーケティングだと自覚できれば、
ご自身やスタッフ(ご家族?)の
「当たり前」が、他業種・他店に比べて
さりげなく凄い!
を意識できるから。
なので、「正直バナナ』では、
気づいて〜
なメッセージを
こじゃる🐒(作中のガイド)の
セリフとして埋め込んでいます。
「反対に、マーケティングという言葉を知らずに
マーケティングをしている企業もあるんじゃ。
うまい寿司を握るだけじゃなくて、お客様の
好き嫌いを憶えとる。あの親父さんはマーケ
ティングそのものじゃ。」
ねっ、これなら自覚しやすいでしょ!
こうした解説は
絵本なら書かないでしょうし、
「言わぬが花」なんでしょうけど、
(『バナナ』は言っちゃってます🤣)
あはは。
(正直だから? 野暮だから?)
(それは、読者が決めること🤣)
だけど、
今までの本よりは、かなり絵本に
近づいたのでは?
と思っています。
ということで、これからも、
絵本、手本にします!