順番&リズム 【和訳のレシピ】

英語の歌を、趣味的に和訳します。

曲の流れ。
その中に渦巻く原詩の感情を
日本語で表せるか?

をテーマに言葉と戯れています。
(下手くそなんですけど)
  
  
実は、1つルールがありまして。

原詩(英語)の順番通り! を
心掛けています。
 
たとえば、ABBAアバ の曲
“The Winner Takes It All”の中に

I’ve played all my cards. 
というフレーズがあります。

この文を予備校的に訳すと

わたしは、手持ちのカードを全て使ってしまった

になりますよね。

けれど、歌詞が耳に入ってくる順番って、
違うじゃじゃないですか。

実際には、
I’ve (:わたし、しちゃった)
played(:プレイを)※何かは不明
all  (:全部よ)
my (:わたしの)
cards.(:カードを)
と聴こえてきます。

聴き手は、この順番に呼応して
感情は昂ぶらせて…。ですから、

そこを忠実に! と思っています。

そんな、矢嶋ストーリー流
【訳詞レピシ】をご紹介!

(*^.^*) (*^.^*) (*^.^*)  
   
 
 
【矢嶋ストーリー流 訳詞レピシ】

 
⓵とりあえず、歌詞が通じるように
 言葉を並べます。

 先ほどの
 I’ve played all my cards.
 なら

 わたしはプレイした 全ての わたしのカードで
 
 と仮置きし(既に脱・予備校)
 ここから改造を始めます。
 
 
➁歌の背景を和訳に反映させます。
 
 たとえば、I(わたし)。
 文字だけだど、誰だがわかりません。

 そこを言葉で補います。

 この歌は、
 女性が振られた元カレに語る歌
 なので、I は女性です。

 そこで、女性を表すために、 

 プレイした⇒プレイした 

 に改造しました。これで訳詞は、

 わたしはプレイした 全ての わたしのカードで

 になりました。
 ※「わ」がどんな女性を表すか?は
  ひとまず脇に置いて
 
 
➂日本語で歌えるように
 言葉をリズムに合わせます。

 歌詞を感じる=リズムに合う

 だと思うので、リズムに訳詞を
 乗せていきます。

 この箇所のリズムは、

 I’ve played(間) all my cards.
 アィプレィド(間)オーマィカーズ

 なので(原曲を YouTube でどうぞ)

 先の訳詞➁では尺が合いません。

 そこで改造。

 取り敢えず
 長すぎる&繰り返しな「わたし」を
 削ります。すると、

 プレイした 全てのカードで

 になります。

 ここでテスト。歌います。

 すると、
 今度は  が邪魔なことに
 気付きます。だから削って。

 プレイした、全てのカードで

 にして。この後、 

 感情を込めて歌えるようになるまで
 何度も修正。

 そして「まぁいいか」
 今回なら

 I’ve played all my cards.
 プレイした 全カードで

 になったら完成です。(おわり)
 
 
♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩
 
 
 
矢嶋ストーリー流・訳詞レシピ、
いかがでしたでしょうか?

お笑い草ではありますが、
意外と勉強になっています。
(とくに 感情の置き方) 

ちなみに
この曲の訳詞全部は こちらに。

原曲ではなく、大好きな映画
『マンマ・ミーア』(2008)
ヴァージョンの訳詞です。