矢嶋ストーリーの矢嶋です。
昨日、
マーケティングの手順を描いた
新刊『マーケティング・ステップス』を
リリースしました。
新製品の企画から発売後までの
仕事の流れを書いた本です。
この本、
フィリップ・コトラーさんなら
『マーケティング・マネジメント』という
タイトルを振ったかもしれません。
でもマネジメントにはせず、
ステップスにしました。
全体をつかんで、一歩一歩。
階段を昇っていくように
着実に仕事を進めていく。
それ、大事です。
今日はそんな話を書いていきます。
⤵︎な感じで、話をします。
では早速。
「今度の新刊に何を書いたの?」
というお話から。
新製品の企画の手順を描きました
新刊『マーケティング・ステップス』で
描いた手順は、
新製品の企画から発売後までの
「仕事の流れ」です。
Aをやって、次にB。その次はC。
このプロセスを順を追って書きました。
ですから、ステップス。一歩一歩。
とはいえ一読すれば、
仕事全体の流れがわかります。
企画した新製品は発売後、
どうなっていくのか。
その見通しがつかめます。
逆の見方をすれば、
発売後、こうなりたいなら、
企画段階でこういう事、
ちゃんとやっておこうね!
が、予見できるわけです。
仕事全体を見渡せる!って
大事です。
手順がわかると…
新刊の話をもう少し続けます。
『マーケティング・ステップス』は
新製品の企画担当者さんに向けて
書きました。
この事は、
作品ページ(公式) →
の冒頭にも明記。
その理由は?
お仕事に役立てて
いただきたいから!
新製品の企画という仕事を
納得のいく、すばらしい出来に
していただきたいのです。
ですから、この本の話は、
新製品の企画担当者さんが
担当になる「以前」から
始まります。
企画を命じられました。
その時点から考え始めました。
⤴︎では不十分!という
話を書いています。
企画して、新製品が出来て、
「終了ぉ〜」じゃないんだよ、
という話も書きました。
企画途中で結論を出しておかないと、
発売後に困ったことになるよ。
そうならないように事前準備をするのも
新製品企画の一部なんだよ。
そんな話も載せました。
ですから、新刊のサブタイトルは
『新製品企画から発売後までの
具体的手順』に。
このサブタイトルに書いた範囲を
仕事の流れとして見通せると
いい仕事ができます!
と密かにお伝えしているのです。
ですから当然、
そこまでの手順を書きました。
企画担当者さんが
後で慌てないように、
後悔しないように。
「何をしたら?」に答えよう
そして本を書いて、出来上がって。
今、あらためて思っています。
誰かの仕事、
誰か一人の仕事を思い浮かべて、
その人を想って、
その人のぶつかる困難、
壁を打ち破った喜びを想って、
マーケティングの話を伝える。
この姿勢、すごく重要!
マーケティングの話が
マーケティングの話であっては
ダメなんです。
マーケティングの話は
誰かの仕事に役立つ話でないと。
「何をしたら?」に答えないと
意味がないのです。
意味のわからない
難しそうな言葉を
振り回すだけ! は🙅🏾。
お説教のような
「べき」「常識」を
唱え続けるだけ!も🙅🏽♂️。
ああして、こうして
こうやって!が
はっきり伝わる!は🙆🏼♀️。
ですから、
マーケティングの本を
自称するなら、
「せめて手順」を
書くべきだと思います。
この流れを微かに感じるのは、
フィリップ・コトラーさんの本
『マーケティング・マネジメント』
の目次です。
(『マーケティング・ステップス』の
目次と比べてみてください。)
でも、あの本も内容は業務の羅列。
業務項目リスト(≒事典)なので、
仕事の流れはつかめません。
だから、やっぱりダメ。
役に立たない。
世の中のマーケティング本、
反省すべき点が多々あると思います。
最後に、ひそひそ話
最後に、ひそひそ話をします。
大きな声を出さないでくださいね。
ここだけの話に
していただきたいんですけど…。
マーケティングを知識だと
思っている人がいるんです。
そういう人、
学校の先生にもいます。
ちまたのウンチク好きさんも
そう思い込んでいらしていて。
理由は、
「学校で教えているから」。
学校で教えること=学問。
学問=知識。
知識=教養。
教養=実践で試す必要はない。
自分が
マーケティングを教えていても
「やった経験ゼロ。
何か問題でも?」
で行動停止しているセンセイが
いしゃっらいます。
いやぁ、ビックリです。
サッカーをしたことがないのに
サッカーのコーチ状態。
そういう人には、
今日書いた話、
通じないかもしれません。
ちょっと😱な
象牙の塔ホラーでした。
知識のための知識に注意!
わたしも気をつけます。
矢嶋ストーリー
矢嶋剛