絵本のよう。これがベスト!

「マーケティング 絵本のように」という記事のOGP画像です。 この記事では、矢嶋剛・著『マーケティングは正直バナナ』(矢嶋ストーリー刊)を紹介しています。 ですからOGP画像は『マーケティングは正直バナナ』の表紙の一部を使いました。 表紙は次のようなデザインです。縦長。上から三分の二の背景色は白。その下の三分の一は 赤。白の部分には上から、バナナのイラスト。「マーケティングは正直バナナ」の文字、 「作・矢嶋剛」の文字。赤の部分には「マーケティングで一番大切なことは『オッイイネ!』なんです」 と書いてあります。

みなさん、こんにちは 
矢嶋ストーリーの矢嶋です。

今日は、絵本の力って!
という話を書きます。

絵本って、ほんとうにスゴい。

童話『ないたあかおに』は
信頼と友情という言葉を使わずに、
信頼と友情を深く理解させます。

そのストーリーは
感動とともに記憶に残ります。
(詳細は後ほど!)

感激して、見習おうと思い、
わたしもお客様😊の本を
絵本風に描いてみました。

そうしたら、大事なことが
すごく伝わりやすくなりました。

絵本で描ければ、ベストですね!

なので、絵本の力、
お伝えしちゃおうと思います。

以下の流れ ⤵︎ 🏄🏾に乗って、
お楽しみください。

ということで、
まずは、絵本の実力を
知っていただきましょう。

絵本って、すごい!

絵本って、すごい。

レオ=レオニさん、加古里子さん、安野光雅さん、…
名作の数々。

そんな名作の1つに、
はまだひろすけさんの
『ないた あかおに』があります。

この名作を例に、
絵本のすごい!を
説明したいと思います。

『ないた あかおに』は
こんな物語です。⤵︎

村の人たちと仲良くなりたい赤鬼。
でも、いくら努力してもダメ。
友だちの青鬼が協力してくれます。
青鬼は村でわざと暴れます。
そこへ赤鬼が来て青鬼を懲らしめます。
以来、赤鬼は村の人たちと仲良くなりました。

この物語のテーマは、
信頼と友情です。

しかし、文章の中に
信頼という言葉は、ひとつも出てきません。
友情という言葉も。

でも、これらの観念を
読んだ人(小さい子たちを含む)は
心の深いところで理解します。

すごい!

世界的に、学術的にみても
すごい!

信頼については、信頼研究の第一人者
ニクラス・ルーマンという人が書いた
『信頼』という世界的に有名な本が
あるのですが、(写真の左の本)

信頼trustをテーマにした本、2冊。左は、ニクラス・ルーマンNiklas Luhmann さん が書いた『信頼』"Vertraumen"(未来社刊)。どうしたら信頼されるか? という社会学的考察の本。左は、はまだひろすけさん著『ないた あかおに』(偕成社刊)。 この対比について「マーケティング 絵本のように」という記事で簡単に書きました。 矢嶋剛・撮影。


この本を読むより、
『ないた あかおに』を読むほうが
信頼について、
はるかに深く理解できるのです。

そして記憶に残ります。
ストーリーとして。
感動とともに。

マーケティングも絵本のほうが…

この絵本の力、伝える力を、
わたしの執筆テーマである
お客様😊(マーケティング)に
使えたらいいのに!

ずっと、そう想っていました。

なぜかというと…
マーケティングって
絵本的に説明するほど
深く伝わるんです。

(マーケティングの講師のみなさん、
 とくに、ここ必ず読んでください!)


たとえば、
「お客様に喜んでいただくことが大事」
という話をする場合、

上の言葉そのままに伝えると、
「常識!」「当たり前」「金言ですか?」
的にスルーされます。

感動も、発見もゼロだからです。
当然の反応ですよね。うんうん😌

それでは、と、
教科書的に、用語を使って、
「CS、つまり顧客満足は重要です」
なんて言うと今度は、

「用語?」「そう言うんだ」」「あっそ」
的にスルーされます。

先ほどと同じく、
感動も、発見もゼロですから
これも当然のリアクション。🤭
(用語マニアだけは喜んでくれますけど)

ところが…

「その瞬間、お客様は思わず😄」な
ストーリーと、その風景を伝えると、
「わかる、わかる」になってくれます。

その差、あまりに歴然。

絵本的な説明って
マーケティングの学びにとって
絶大な効果があるんです。

「わかっているなら、
 さっさとやれにゃ〜」😸

ラジャー。了解🫡

そこで、試しに
お客様😊(マーケティング)のアレコレを
イラストにしてみました。

試しにイラストにしてみたら

それの1つが、このイラスト。⤵︎

矢嶋ストーリー作品『マーケティングは正直バナナ』(作・矢嶋剛)の17ページから古い柱時計のイラスト部分を切り抜きました。時計の左隣に時計の魅力が様々な言葉で綴られています。懐かしい歌「大きな、のっぽの古時計、おじいさんの時計」もその魅力の一つに数えられています。

これ、
お客様が求めていること!を
古時計で説明するときに使う
イラストです。

さっそく使用。評判は上々。

絵本以前のイラストだけど、
描けば、しっかり伝わります。


古時計のイメージも
シェアしやすくなりますし、
お伝えしたいことも、
より正確に伝えられます。

描いてみて、あたらめて
思ったことがあります。

文字の印象って大事です。
字体(フォント)を柔らかくし
行ごとに色を変えるなど、
絵本的に文字をいじってみると…。

あら不思議。
文が頭に入りやすくなりました。

いいなぁ😊と思い、
創作を続けました。

今度は思い切って、
頑張るレストラン、
ラ・カラバシェの物語を
絵本的に表してみました。

みんなで考えた新メニュー、
お披露目の日に、初めてのご注文!
密かにドキドキ。
そのシーンにチャレンジ。

そして出来たのが⤵︎

矢嶋ストーリー作品『マーケティングは正直バナナ』(作・矢嶋剛)の34ページから、レストランで注文を取る女性(スーザンさん)とメニューをのぞき込むお客様(女性。名前は不明)を描いたイラスト部分を切り抜いた画像です。明るく楽しい雰囲気。でも緊張感。スーザンはみんなで作った新メニューをお客様にたべていただきたいのです。

そう! これなんです!

この感動! この感激!

こういう心の動きが伴うシーンとして
お客様😊を意識できたとき、
マーケティングって、
学ぶ人の一部になってくんです。

あぁ、
なんてすごい絵本の力!

嬉しくなったので、
他のイラストもアレコレ描いて、
本になりそうなので、
思い切って…。

本に…。

しちゃおうかな…。

そして、本になりました

 ⤵︎ ⤵︎ ⤵︎ ⤵︎ ⤵︎ ⤵︎ ⤵︎

『マーケティングは正直バナナ』と言います。

そんな
『マーケティングは正直バナナ』、
全部で92ページなんですけど、

絵本の力のおかげで
スイスイ読めます。
30分ほどで読み切れます。

内容的に高度な話も出てくるんですが、
初めて学ぶ人にも
バッチリ理解いただいています。

それもかなり深い部分で。

たとえば、

「なんだ、わたしがしてたことって、
 マーケティングそのもの」


と思っていただけましたし、


「取引先のあの人も、わたしも
 マーケティング・ミックスで
 ミックスされてるんだ」


とか、

「前に勤めてた会社、
 『マーケティング、マーケティング』って
 言ってたけど、実は避けてたんだ」


のように、マーケティングを
深く理解してくださいました。

こうした深い理解って、
一生の財産です。

本質を見抜く力は、
世の中の見方を一変させるからです。

そうなれば、ますます。

「あの肉屋さんのご主人、
 お肉の説明が最高にわかりやすい!
 うーん、すばらしい。
 最高のマーケティングだなぁ」


に気づくことができるので、
お客様😊(マーケティング)の世界が
自然に豊かになっていくのです。

あぁ、
『マーケティングは正直バナナ』を
世に出せて、ほんとうによかった。

心からそう思っています。
(😸も褒めてくれるかにゃん?)

       矢嶋ストーリー
          矢嶋剛

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