みなさん、こんにちは
今日は、毎年行ってる1月と2月の美術展、
藝大卒展と五美大展をご案内しようと思います。
東京で開催。どちらも無料。ワォ😸。
美大で学んだ若きアーティストの
卒業制作(アート作品)を楽しめます。
その魅力を以下のコンテンツに沿って
お伝えします。(推し&推し)
でお送りします。
ではまず、藝大卒展の情報から
1月末開催 「藝大卒展」情報
藝大卒展(芸大卒展の表記も)
正式名称は
東京藝術大学卒業・修了作品展。
英語だと、Tokyo University of the Arts
Graduation Works Exhibitions 。
東京藝術大学・大学院で学ぶ人たちの
卒業制作作品が並ぶ美術展です。
絵画、陶器、彫刻、空間デザインなど
いろんな作品が展示されます。
会場は2つ。
1つは、東京藝術大学のキャンパス
(住所 東京都台東区上野公園12-8
アクセス情報は →公式 )
もう一つは、東京都美術館
(住所 東京都台東区上野公園8-36
アクセス情報は →公式 )
どちらも上野公園の中で、
10分も歩けば移動できます。
鑑賞に必要な時間は、各会場1〜2時間。
展示数が多く、気になる作品をじっくり!だと
2時間は要ります。1時間だと狙ったゾーン中心に
駆け足になるのでご注意ください。
というもの、コロナ禍以降、←加筆しました
藝大卒展は予約制になってしまい、
各会場の入場時間を事前に登録しなければ
ならなくなりました。
どちらの会場を先に観てもOKですが、
移動時間や休憩・食事を計算に入れて
例 大学構内を10時30分入場で12時00分に出て、
ご飯を40分で済ませ(上島珈琲店が傍に)、
10分で東京都美術館に移動し、
余裕をもって13時00分に入場。
なプランを立てておく必要があります。
開催時期は1月末〜2月初めまで。
一週間足らずの短期間の開催です。
ちなみに2020年は1/28~2/2でした。
入場無料。誰でも鑑賞できます。
いつ開催の情報は、大学のサイトに。
「東京藝術大学卒業・修了作品展」で
検索ください。→2020年はこのURLでした
ぜひぜひ👀ください。
続いて、五美大展の情報です。
2月下旬開催 「五美大展」情報
五美大展。
正式名称は
東京五美術大学連合卒業・修了制作展です。
女子美術大学、多摩美術大学、東京造形大学、
日本大学芸術学部、 武蔵野美術大学で学ぶ人の
卒業制作作品が一堂に会する美術展です。
絵画、工芸、オブジェ、映像など
いろいろな作品が展示されます。
会場は、国立新美術館です。
(住所 東京都港区六本木7-22-2
アクセス情報は →公式 )
こちらは1会場なので、会場間の移動は
ありませんが、それでも2〜3時間が必要。
(特定の2校なら1時間も可能?)
館内にカフェやレストランもあり、
なにかと便利ですが、時間の余裕をもって
👀されることをおすすめします。
こちらも入場は無料。
(=美術館に入るのも無料、企画展は有料)
どなたでも鑑賞いただけます。
事前予約も不要です。
けれど油断は禁物。
期間は10日程度です。が、
(2020年は2月20日〜3月1日)
国立新美術館の休館日は休み💤など
期間中全日開催とは限りません。
2020年はコロナで急に期間短縮したし!
いつが開催日か?を
事前に必ずチェックしてください。
では開催期間のチェックは?
五美大展はこれが少々複雑で注意が必要。
国立新美術館のサイトには展示情報がありません。
「五美大展は美術館の企画展ではなく、
展示スペースを貸しているだけだから
PRしない」っぽいんです。あらら😱
では、どこに掲載されているか?というと
五美大展を主催する大学のサイトに載っています。
おすすめは、武蔵野美術大学のサイトです。
いちばん見つけやすいので、ご活用ください。
「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」で
検索すると見つかります。 →2020年はこのURL
ぜひぜひ👀くださいね!
以上で、いつ開催?なイベント情報は終了。
次は、中身について感想をお伝えします。
ほぼ毎回観て…の感想
年毎に制作する人が違うので、
作風に多少ブレはあるんですが、
全体の印象として、
技術と説明の「藝大卒展」
vs
エネルギーの「五美大展」
を感じます。
藝大卒展の作品たちは、
「その作品をなぜ制作したか」
「どうやって制作したか」
「特徴はどこにあるのか」を
説明しようとします。
この点、すごく積極的です。
作品の横に控えるご本人に説明を求めると
じつに丁寧に教えてくれます。
2020年の作品の中で、
もっとも心を動かされたこの作品⤵️
(掲載許可をいただくのを忘れたのでボカします)
も、ご本人から説明をお聞きできました。
「おめでたい予感を随所に描きまくった」そうです。
対する「五美大展」。
エネルギーにあふれる作品が目白押しです。
2020年はコロナの期間短縮の影響で
観れなかったので、以前のイメージで書くと、
このどデカいキャンバスに、思い切りどデカい
魚を描いてみたんです! どう?
とか、
とにかくでっかい鳥を作っちゃいました。ほら!
みたいな作品が沢山あるんです。
(うーん、その写真をお見せしたいなぁ)
(でも、あの迫力は実物を見ないと感じないので
観に行ってください!)
もちろん大きさだけじゃないんですけど、
「藝大卒展」に比べると、全体的にデカい!
そして表現方法に自由を感じます。
「あぁ、こういうの、作っていいんだ」
みたいな印象を与えてくれます。
岡本太郎さん(『太陽の塔』の人)の言う
「藝術は爆発だ」な作風とも言えます。
というわけで、「藝大卒展」「五美大展」
どちらも👍🏾
若きアーティストが、こんなにいて、
こういう作品を作っているんだ!を感じに
1月2月はお出かけください。
ふつうの大学生にはあり得ない晴れ舞台
それにしても「藝大卒展」と「五美大展」。
卒業制作の発表会を、こんな晴れ舞台で、
いろんな人に見てもらえてラッキー!
そう感じます。
この卒業制作、文系の大学生なら卒業論文が
それに当たると思いますが、卒業論文なんて
指導教授が読んでお終い。
多くの人に知っていただくこと、
あり得ないわけです。
その点、藝術、アートって、ワォ😸
ふつうの大学生から見れば
すごく羨ましい!
しかも、それが普通になっている。
(両美術展は毎年開催)
(入学時から強く意識)
当然、卒業制作で勝負勝負!という
大学生活を送ると思うんです。
それもそれぞれの専攻の全員が!
そして何を作るかは、原則、本人の自由。
あり得ない何かを目指すのも、
斬新すぎる技法を試すのも、自由。
たぶんですけど、先生から指導されているのは
「ありきたりなことをするな!」じゃないかな。
それ、すごく大変だけど。
アーティストはそこを超えてく人たちで、
超えないと面白くないから当然かもしれないけど、
やってのけて、それを展示して、
みんなに見てもらえるって👍🏾👍🏾👍🏾
これからも観に行きますから
粋のいいところを一つよろしくお願いします。
矢嶋 剛