こんにちは
矢嶋ストーリーの矢嶋です。
ちょっと恥ずかしいのですが
今日は、わたしの読書術というか
「こういう読書をしています」な話を
書いてみようかと思っています。
この度、『マーケティング迷著案内』
なる雑文を出したので、
お客様を実現するとき、
仕事で役立ったよー!な読書について
書こうと思います。
さてさて。
マーケティングについては
今までいろんな本を読んできました。
専門書、用語辞典の類、企業の事例本、
その他もろもろ。ブランディングとか
経営学全般についても。
で、それが役に立つか?というと
あまり立たないんです。わぉ
大学や大学院で
マーケティングを学んでいる人には
ショックかもしれませんが。
原因を書きますね。
なぜかというと、
本に書いてあることを理解できても
(=これが大学での学び始め)
それは一般論であって、
物事の一つの見方に過ぎないから
なんです。
とくに専門書や有名本コピペテキスト
(いわゆるマーケティングの基礎系)は
知識のための知識の集合なので、
マーケティングの知識比べ
(例 Aという話を知ってるぜ!を
誇る受験勉強の延長路線)
や販売士の試験には
役立つかもしれないけど、
それ以上の効果を発揮しないのです。
ですから、ある程度読んでしまうと
不要になってしまいます。
(わたしは捨てるか、
「使わない本コーナー」に
格納しています)
でも読書が
止まることはありません。
代わりに欲しくなる本が
出てくるからです。
それは、わたしの場合、
底抜けに可笑しい漫画だったり、
怒りを抑えきれない
ドキュメンタリーだったり、
悲劇的な戯曲だったりします。
えぇ?っと思われます?
でもちょっと考えてみてください。
カッコいい男、ワイルドな男に
なりたいなぁ!なリクエストを
叶えてあげるときに、
(↑これが実際のマーケティング課題)
コトラー先生の本(≒有名なテキスト)を
読んでも何の役にも立たないでしょ。
それよりも
アーネスト・ヘミングウェイや
ダシール・ハメット、
レイモンド・チャンドラーの
小説を読んだほうが遥かにいい。
あの世界に描かれている空気。
それは登場人物の言葉や仕草だったり
するわけですが、そういう感覚を
自分の中に取り込んだほうがいい。
すると、自分が何をしてあげれば
いいのかが、少しわかってくる。
この積み重ねが、自分を少しずつ
豊かにしてくれる。
そんなことに気づき始めます。
ですから、わたしの思う
マーケティング本には、
小説、戯曲、漫画、エッセイ、旅行記、
コラム、史書、ドキュメンタリーに加え、
画集、写真集が当然のように含まれます。
その一つ一つについて、なぜか?という
理由を挙げることができます。
「じゃあ聞くけど、あなたは
そういう本をどれくらい読んで
きたの?」
そう聞かれそうですよね。
「これはそうかも?」と思って
取っておいた蔵書は多いときで
3000冊くらいありました。
(↓は、その時の書棚の一部)
そういう本を、
お客様を目指す人、
マーケティングに興味のある人に
教えて差しあげたい!
と思っています。
けれど、これがなかなか
難しいんです。
マーケティングのために
書かれた本じゃないので、
マーケティング関連
という紹介のされ方は
まずされないし、
絶版本もかなりあるので、
そうなると書店で出会う
確率はほぼゼロ。
それはあまりに勿体ないので、
今回、わたし的、超おすすめ本を
『マーケティング迷著案内』の中で
紹介してみたのです。
登場する著者(一部、登場順)は
以下の通り。
池坊專好、ジョルジュ・バタイユ、
開高健、コナン・ドイル、
ボブ・グリーン、倉田真由美、
ヘミングウェイ、椎名誠、柳宗悦、
リチャード・バック、ナンシー関、
河井寛次郎、プラトン、コペルニクス、…。
ねっ、マーケティングじゃないでしょ。
でもマーケティングに必要なんです。
よかったら読んでみてください。
『マーケティング迷著案内』
500円です。⤵︎
矢嶋ストーリー
矢嶋剛
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