マーケティングの知見メモ、公開

矢嶋ストーリーの矢嶋です。
 
この度、
「マーケティングの知見メモ」
というサイトを公開しました。

マーケティングを豊かにする
知識や見識を簡潔にまとめた
約300字のオリジナル・メモが
載っています。

経営学を超えて、経済学、社会学、
社会心理学、人類学、史学など、
周辺諸科学の知見を取り込んでいます。

最初のメモ(実物)をこの場で
お読みいただけます。
みなさんに利用いただければ幸いです。

それでは内容を
以下の目次に沿ってご説明します。

気になるパートからお読みください。
 
やっぱり最初は実物を?

でしたら、このまま読み進めてください。

こんなメモです(実物)

ステレオタイプの弊害

よく知らない事象に対する安直な偏見をステレオタイプ stereotype と言います。「アメリカの人って〇〇だよね」「それってステレオタイプだと思うよ」的に使います。ステレオタイプで物事を語る人は、真実から遠いところにいます。たとえば、先ほどのアメリカ人という言い回し。アメリカに行けば、暮らしている人が一様ではないことは誰にでも解ります。それを一括りに語る危うさ。日本のオジサン、オバサンも似たようなものです。よく知らない⇒想像⇒脚色⇒偏見。恐るべき誤解の広がり(例 外国映画に出てくる日本人像)。ステレオタイプについて詳しく知りたい方は、ウォルター・リップマン Walter Lippmann 著『世論』(岩波文庫)をどうぞ。

これは
社会学や社会心理学で議論されている
ステレオタイプという問題を
書き留めたメモです。

・字数は約300字
・一読で理解でき、
・この問題を扱うときに
 必ず読んでおきたい文献も紹介

以上が特長です。Wikipediaよりも
巷の用語辞典・基礎知識系よりも
はるかに深い理解ができるはずです。

「マーケティングの知見メモ」は
こういう実力をもったメモなのです。

注)引用される場合は、出所を明記してください。
  URLでも可。

知見メモの特長

知見メモの特長について
もう少し詳しくご説明します。

知見メモは
「どなたでも、一流の議論!」を
目指しています。その一助として、

マーケティングの本では
きちんと解説されない
(載っていないことも多い)

重要事項をすべての人に
きちんと届けたいのです。

 それは矢嶋ストーリーの理念に
 通じています。詳しくは🔗


ですから、300字。
一読で理解できる(←新聞記事のよう)
くだけた書き方で、具体的。けれど、
どこに出しても恥ずかしくない内容に
仕上げています。

そんなメモが載っているサイトが
「マーケティングの知見メモ」なのです。

マーケティングの知は周辺から

知見メモは、
マーケティング論や経営学を超え、

経済学、社会学、心理学、人類学、
史学、文学、芸術、情報工学など
様々なジャンルで探求されてきた
知識や見識を取り上げています。

なぜでしょう?

必要だからです。

マーケティングを行うには
人に対する理解が必要です。

喜怒哀楽。欲深さ、清貧の精神。
優しさ、ズルさ。愚かさ、賢さ。
文化Aと文化B。

こういうモロモロが
とても重要です。

経営にも必要です。
社員も人、お客様も人。
そんな人が集まって組織ができ、
人と人がコミュニケーションします。
人に対する理解を抜きにして
組織運営など出来ません。

ところが、
マーケティング論にも
経営学の本にも
人について理解を深めるパートは
ほとんどありません。
(買う心理を追い求め、
 サボる従業員は問題視しますけど!)

こうした知の欠落を補うには
他の分野の知を借りるほうが賢明。

ですから、知見メモは…
周辺諸科学の知見、
文学や芸術のインスピレーションを
取り上げて説明するのです。

理解の格差が広がる時代

でも、今の時代、ネットがあるし、
情報検索できるし、
「知見メモ」、要らないんじゃね?

と思う人もいるかもしれません。

「知見メモ」より優れた解説集があれば、
わたしも「大賛成」と言います。けれど、

インターネットに載っている情報
(より正確に書くなら、みなさんが
 辿り着ける情報)が
正しくて、的確で、網羅的でしょうか?

たとえば、先ほど挙げた
ステレオタイプですが、
ある企業のキャンペーンで
「典型的な自己像」という意味で
使用されていました。

これは明らかな間違い。
でも、その企業も、
プロモーションを請け負った
広告代理店も、クリエーターも、
誰も気づかないお粗末。

先ほどのメモ「ステレオタイプの弊害」を
読めば分かりますが、
ステレオタイプはなぜ人は偏見を抱くか?。
世の中の偏見がどのように広がっていくか?を
知るための1つの視点です。

ステレオタイプを「典型的な自己像」と
解釈できる人々は、
ウォルター・リップマン『世論』という本を
読んでいないのでしょう。もしかすると
書名すら知らないのかもしれません。

このような知識・見識のギャップが
広がっているように感じています。

時代的な背景がありそうです。

深く考えない人ほど
ネットの情報を安易に信じる
世の中になっています。

本は読まず(読もうとせず)、
自分が思い付く検索ワードの意味を調べ
検索上位の情報を鵜呑みにして
わかったような気になる。

いっぽうで
きちんと学び、
理解している人がいる。

こうした理解の格差、
とても危険。😨😰😱👻
ですが、みなさん、
意外と気づいていない。
 
それ、嫌なので、
サポートしたい。

そう思って作った
「知見メモ」なのです。
ご活用ください。

   矢嶋ストーリー
       矢嶋 剛


知見メモの利用方法は  →🔗に

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