矢嶋ストーリーの矢嶋です。
今日は、
映画って「今、世界で…」が
わかる情報源！という話を書きます。
ドキュメンタリーじゃなくても、
知ることができます。
最近、観た
『ターミネーター：ニューフェイト』
には、
スマホって電源を切っても、
持っているだけで居場所がバレる
というシーンがあって、
その防止策として
「ポテトチップの袋に入れる」
を紹介していました。
「そんな話、聞いてないよぉ」😰
「ですよね〜」😵
この衝撃を、
⤵︎の流れで
お教えしちゃいますね。
ではまず、ポテトチップの袋のお話から。
Warning! ポテチの袋を！
「おまえがどこにいるか？
突き止めるのは簡単だ」
「スマホを持っているだろう。
電源が切ってあっても、
すぐに見つけられるぞ」
げげ、ホントに見つかっちゃいます。
これ、
映画『『ターミネーター：ニューフェイト』の
あるシーンです。
超高性能・超残虐なターミネーター
マシンRev-9 ⤵︎（梶原善さんに似ている）が
ターゲットのダニー👩🏽を殺すために、
執拗な追跡を続けます。
必死に逃げるダニーたち。
でもなぜか追いつかれます。
見つかっちゃうんです。
なぜ？ どうして？
原因はスマホでした。
電話しなくても、❌🗣️
ネットに接続しなくても、❌🛜
スイッチを切っても、❌📴
居場所バレバレ。
ヤバいので、
ポテトチップス（アルミ箔？）の袋に
入れましょう。こうすれば大丈夫。
そして追跡を振り切りましょう。
だ、そうなのです。
（そして追跡不能に）
😱😱😰😰😰
そうなのか！
ストーリーを脇に置き、驚くわたし。
「スマホの電源を切られたから追跡不能」
って、アメリカの刑事ドラマで
言ってたけど、
あれは嘘 or 過去情報なんだ。
プリペイド（使い捨て）じゃない、
ふつうのスマホを持っている人の居場所って
（＝世界中のほとんどの人の居場所って）
バレバレなんだ！
今日、部活で学校に行ってるのバレバレ。
🏫🏀
会社サボって海にきたのもバレバレ。
🏖️🍹
秘密基地（？）に隠れてもバレバレ。
🗿🛖
バレたくなければ、ポテチの袋。
電波を完全に遮断しましょう。
はい！ わかりました。
どこに逃げても見つかる？
ところが、
世間（Rev-9 ？）は甘くなかった。
（映画の続きです）
「スマホをポテチ袋に入れても、
おまえの居場所、バレバレ」
「顔写真があるから、カメラの映像を
顔認証すればいいのさ」
と自ら🤖をネットに接続。
あらゆるコンピュータを
ものすごい勢いでハッキングし、
あらゆる防犯カメラのライブ映像を
チェックし始めます。
そして発見。
この間、あっという間。
うーん。
（ふたたび唸る、わたし）
防犯カメラの映像って、
事件が起きて、刑事が現場を歩いて、
街中の防犯カメラを指差して、
事情を話して録画を見せてもらって、
同じ動画を何回も見続けて
「あれ？」に気づいて、
捜査に進展！
と思っていたけれど、
カメラにハッキングして、
ライブ映像を顔認証すれば、
簡単に見つけられるんだ。
すると、
お父さんの浮気現場LIVE放送
「ただ今、２人は駅のホームです。
改札に向かってます。
はたして、どこに行くのか？
おっと、お父さんの表情が
にやけています。
解説の音川さん、これは
どういうことですか？」
みたい事は、
技術的にできるわけで！
高速道路のNシステム
（自動車ナンバー自動読取装置）も
ライブ映像なんだろうから
運転席の顔認証なんて楽勝だろうし。
テレビ『科捜研の女』で
警察の顔認証は前歴者だけじゃなく、
運転免許証の写真も全部OK！
って、言ってたし。
中国には「天網」という
顔認証監視システムが
あるそうだし。
それをRev-9のように
ハッキングしちゃえば
なんでも筒抜けの世の中なんだ。
とストーリーを楽しみつつ、
納得しているわたし。
🤔
しかし、この映画の驚きは
まだ続くのでした。
To be Continued
＆
Previously on Rev-9
（すぐ始まる😆）
「顔認証の使い方は、
これだけじゃない！」
またもニヤリとする
（ことにします）Rev-9。
軍のドローンを
ハッキングして乗っ取り、
攻撃目標設定メニューから
顔認証を選択。
ターゲットのダニー👩🏽を登録し、
攻撃を開始。
「目標、この顔。
見つけ次第、攻撃だ！」
「ラジャー（了解！）」
このドローン、
自分で状況を判断して
攻撃できる自律型みたい。
（操縦者がいない。
妨害電波が効かない）
🚀🚀🚀 👩🏽
ヤバすぎます。絶体絶命。
相手、人じゃないし。
ほぼほぼターミネーター。
うーん。そうなのか！🙁
ミサイルのお尻の熱を追いかけて、
自動追尾するミサイルが最新？
と思っていたけど、違うみたい。
ドローンが飛んできて、
カメラで顔認証して、
その人だけを攻撃かぁ。
こういうドローンが街中を飛んで
（今、人のいるところ飛べるし）
そいつが殺人を実行。
当たり前だけど、
現場から空を飛んで逃走。
（機種によっては、
時速100kmぐらい出せる）
「警視庁より、全車両に告ぐ。
銀座の殺人ドローンが
晴海付近から東京湾上空へ逃走。
🚀
すでにレインボーブリッジを通過。
あと10分で海ほたる付近を通過予定。
ただち追跡せよ」
「だってよ。どうする？」🚓
こんな事も起こりうるかも？
そんな「今、世界で…」情報満載の
『ターミネーター：ニューフェイト』
よかったら観てください。 →🎬
この映画の物語性（：始めと終わり）と
映画産業の凄まじさについては、
前回の投稿 ←をどうぞ〜
映画で知ったドローンな現実
あとは余談。
この『ターミネーター・ニューフェイト』
にも出てきた自律型ドローン。
正式な名称は、
自律型ドローン攻撃機
らしいです。
自律型致死兵器システム、総称 LAWAの
（Lethal Autonomous Weapons Systems）
ドローンタイプで、AIが搭載されていて、
すでに使われているそうです。
調べると、
そんな情報も映画になっていました。
観ちゃいました。🍿🤭
そのうちの１つ
『ドローン・オブ・ウォー』Good Kill（2014年）。
アフガニスタン上空を飛ぶ無人ドローンが
（ヘリコプタータイプでなく、グライダーみたい）
アメリカから遠隔操され、敵を攻撃します。
上空3000メートルを旋回するドローンのカメラで
ターゲットを目視でとらえ、上官の攻撃許可を得て
ミサイルを発射。７秒で到達。死亡確認し任務完了。
そのプロセスを描いた映画です。
予告編（公式、英語）は⤵︎
おぉ、これが
2014年時点での
公開可能な現実なんだ！
でも？
なんでこんな情報を出しちゃうの？
と思われるかもしれませんが、
アメリカは軍のおこなっていることを
国民に堂々と知らせる気風が強く、
その手段として映画を使うんです。
この作品も、そのタイプ。
ドローンというと
輸送や農薬散布ばかりを
話題にする日本と違って、
世界の今が見えてきます。
自律型ドローン攻撃の実態を描いた
別の作品に
『アイ・イン・ザ・スカイ
世界一安全な戦場』
があります。
原題は Eye in the Sky。
2015年、UKの作品。
この映画にも
自律型ドローン攻撃機が登場します。
ドローンが飛んでいる場所は
アフリカのケニア。
攻撃の判断を下すのはUK。
実行はアメリカ（＝攻撃のボタンを押すのは
アメリカの軍人）という構図。
その様子が描かれています。
予告編です。⤵︎
（臨場感重視で英語を）
この映画には、ドローンの他に、
超小型の虫型監視ロボットが
登場します。
本物の虫と変わらないロボットが
スマホのようなコントローラーで操縦され、
ターゲットが在宅している？
どの部屋にいる？
を確認するため家に潜入します。
すごくリアル。
ここまで描くんだから、
こんなロボットが
実際にあるんでしょう。
すごいです。技術の進歩。
ニュースより映画って、本当かも
この投稿をここまで読まれた方は、
わたしのことを
「戦争したいのかしら？」
「書いてるやつ、軍事オタク？」
と思われたかもしれませんね。
それは誤解です。
戦争はしないほうがいいし、
兵器に関心はありません。
「今、世界で…」くらいは
知っておきたいと思っている
ただの人間です。
で、たまたま観た
『ターミネーター・ニューフェイト』で
そういう情報に接してしまって。
どうせなら情報を補足！と思って
追加で２作品を観たというわけです。
別に映画じゃなくてもいいんですけど、
映画、お手軽だし。
そして、面白かった。
今回は、スマホの探知と顔認証、
そしてドローンな情報だった
わけですけど、
インターネット・セキュリティ、
ハッキング、5G、暗号、暗号通貨、
SNS規制、量子コンピューティング、
汎用AI、惑星探査について、
「今、世界で…」を
知りたいなぁって
思っています。
VRに没入して
現実世界から完全に離脱！
もはや日常がVRなんだよね！
なんていう、
懐かし映画『 THE MATRIX』（1999年）
あたりの最新版が
今後は現実として制作されるかも
しれませんね。
世界最先端の技術に
興味津々です。
ところで、
あのポテトチップスの袋、
どこかで売ってないでしょうか？
そう思って、カルビーさんの袋を
洗ってみました（笑）
矢嶋ストーリー
矢嶋剛
