マーケティングの迷著たち

こんにちは 
矢嶋ストーリーの矢嶋です。

ちょっと恥ずかしいのですが、
今日は、わたしの読書術というか

「こういう読書をしています」な話を
書いてみようかと思っています。

この度、『マーケティング迷著案内』
なる読書ガイドを出したので、

お客様☺️を実現するとき、
仕事で役立ったよー!な読書、
マーケティングを役立つ本について
書こうと思います。

で、お送りします。

では、話を始めましょう。

専門書って役に立たない

さてさて。
マーケティングについて
今までいろんな本を読んできました。
専門書、用語辞典の類、企業の事例本、
その他もろもろ。ブランディングとか
経営学全般についても。

で、それが役に立つか?というと
あまり立たないんです。わぉ😅

大学や大学院で
マーケティングを学んでいる人には
ショックかもしれませんが。

原因を書きますね。

なぜかというと、
本に書いてあることを理解できても
(=これが大学での学び始め)

それは一般論であって、
著者の一つの見解であって、

世の中を広く見渡してみれば、
物事のほんの一つの見方に
過ぎず、

複雑な現実に対処するには
視野が狭すぎるのです。

専門書なら!と思うかも
しれませんが、残念ながら。

その専門書より
さらに役立たないのが、
マーケティングの有名本を
コピペ、改変、省略した
「勝手に解釈、基礎系」本です。
(学者が書いている場合あり)

著者の見識が乏しいので
コピペしたキーワードを
理解不足のまま乱用&多用。

そして読者を
「知ってるか?
 知らないだろう」
と脅すことで
なんとか面目をキープ。

読むほどに意味不明なる
最悪本です。

こういう本って、

マーケティング知識比べ
(Aという話を知ってるぜ!な
 ウンチク自慢合戦)

や、販売士等の資格試験には
役立つかもしれないけど、

それ以上の効果を発揮しないのです。

ですから、ある程度読んでしまうと
不要になってしまいます。

(わたしは捨てるか、
 「使わない本コーナー」に
 格納しています)

でも読書が
止まることはありません。

代わりに欲しくなる本が
出てくるからです。

こんな本を読んでいます

それは、わたしの場合、
底抜けに可笑しい😂漫画だったり、

怒り😡を抑えきれない
ドキュメンタリーだったり、

悲劇的😱な戯曲だったりします。

えぇ?っと思われます?

でもちょっと考えてみてください。

カッコいい男、ワイルドな男に
なりたいなぁ!なリクエストを
叶えてあげるときに、
(↑これが実際のマーケティング課題)

コトラー先生の本
(≒有名なテキストの代表)を
読んでも何の役にも立たないでしょ。

それよりも
アーネスト・ヘミングウェイや
ダシール・ハメット、
レイモンド・チャンドラーの
小説を読んだほうが遥かにいい。

あの世界に描かれている空気。

それは登場人物の言葉や仕草だったり
するわけですが、そういう感覚を
自分の中に取り込んだほうがいい。

すると、自分が何をしてあげれば
いいのかが、少しわかってくる。

この積み重ねが、自分を少しずつ
豊かにしてくれる。

そんなことに気づき始めます。

ですから、わたしの思う
マーケティング本には、
小説、戯曲、漫画、エッセイ、旅行記、
コラム、史書、ドキュメンタリーに加え、
画集、写真集が当然のように含まれます。

先にあげた3人はもちろん、

池坊專好、ジョルジュ・バタイユ、
開高健、コナン・ドイル、
ボブ・グリーン、倉田真由美、
椎名誠、柳宗悦、
リチャード・バック、ナンシー関、
河井寛次郎、プラトン、コペルニクス、…。

こういう人たちが
書いた、描いた、撮った本を
愛読しています。

その一つ一つについて、なぜか?という
理由を挙げることができます。

具体的な書名は、電子書籍
⤵︎『マーケティング迷著案内』
の目次に書いておいたので、
書店サイトの試し読みページで
チェックしてみてください。

Apple books →こちらから!

Google Play ブックス →こちらから!

今までの読書数は?

「じゃあ聞くけど、あなたは
 そういう本をどれくらい読んで
 きたの?」

そう聞かれそうですよね。

「これはそうかも?」と思って
取っておいた蔵書は多いときで
3000冊くらいありました。
(↓は、その時の書棚の一部)

棚をよく見てください。

漫画もあります。
辞書もあります。

文庫本も。
全然関係なさそうな
物理学の本、
歴史の本、
料理の本もあります。

こういう本のすべてが
お客様😊を実現するのに
役に立つんです。

ですから、わたしは
これらの本を
マーケティングの本、
しかも名著と
位置付けているのです。

役立つ本を読んでください

 
そういう本を、
お客様😊を目指す人、
マーケティングに興味のある人に
教えて差しあげたい!

と思っています。

けれど、これがなかなか
難しいんです。

マーケティングのために
書かれた本じゃないので、

マーケティング関連
という紹介のされ方は
まずされません。

レイモンド・チャンドラーの
『長いお別れ』を
マーケティングのコーナーに
置く書店や図書館があったら…

と思うんですけど、
そんな事はまず起きません。

しかも、
役に立つ本、いい本なのに
絶版(=出版社がもうこれ以上、
刷らないと決めた)😱って

かなりあります。

そういう絶版本、
古書店で買えますが、
書店の取り扱いは無し。

絶版になったら
本屋さんをブラついても、
出会うこと、
できないのです。


名著なのに迷著に。
出版社の事情で
迷子になった優れた本たち。

見過ごすには
あまりに勿体ない。

それが、今回、
『マーケティング迷著案内』を
書いた理由なのです。

みなさんが、役立つ本に
出会えますように。

この記事が、多少でも
お役に立てますように。

      矢嶋ストーリー
         矢嶋剛

『マーケティング迷著案内』
 詳細は →こちら