手本は絵本、マーケティングの本

 

絵本、すばらしい

レオ=レオニさん、加古里子さん、安野光雅さん、…

名作の数々。

 

そんな名作のひとつ

はまだ ひろすけ さんの『ないた あかおに』。

こんなお話です。

村の人たちと仲良くなりたい赤鬼。
でも、いくら努力してもダメ。
友だちの青鬼が協力してくれます。
青鬼は村でわざと暴れます。
そこへ赤鬼が来て青鬼を懲らしめます。
以来、赤鬼は村の人たちと仲良くなりました。

 

この話の中には、

信頼という言葉は、ひとつも出てきません。
友情という言葉も。

でも、これらの観念を
読んだ人(≧小さい子たち)は理解します。
信頼や友情という言葉を知らなくても。

 

信頼については、
ニクラス・ルーマンという人が
書いた『信頼』という、その分野では
世界的に有名な本があります。

けれど、この本を読むより、
『ないた あかおに』のほうが解かるのです。

信頼trustをテーマにした本、2冊。左は、ニクラス・ルーマンNiklas Luhmann さん が書いた『信頼』"Vertraumen"(未来社刊)。どうしたら信頼されるか? という社会学的考察の本。左は、はまだひろすけさん著『ないた あかおに』(偕成社刊)。 この対比について「マーケティング 絵本のように」という記事で簡単に書きました。 矢嶋剛・撮影。
左がルーマンの『信頼』です。わたしの蔵書から。

 

そして、記憶に残ります。感動とともに。

 

凄い! 

 

この絵本の力を

わたしの本
『マーケティングは正直バナナ』は
借りています。

 

 

そんなページに、スポットライト!

 

矢嶋ストーリー作品『マーケティングは正直バナナ』(作・矢嶋剛)の34ページから、レストランで注文を取る女性(スーザンさん)とメニューをのぞき込むお客様(女性。名前は不明)を描いたイラスト部分を切り抜いた画像です。明るく楽しい雰囲気。でも緊張感。スーザンはみんなで作った新メニューをお客様にたべていただきたいのです。

な感じで描いています。

 

お客様が何を求めているか?は
古時計を例に、こんな説明。

矢嶋ストーリー作品『マーケティングは正直バナナ』(作・矢嶋剛)の17ページから古い柱時計のイラスト部分を切り抜きました。時計の左隣に時計の魅力が様々な言葉で綴られています。懐かしい歌「大きな、のっぽの古時計、おじいさんの時計」もその魅力の一つに数えられています。

 

いかがでしょう?
伝わりますか?

お客様😊のために努力する。
その大切さ、
感じていただけたら…

こんなに嬉しいこと
ありません!

 

ところで、
マーケティングの実態っていうか、
現実って、すごく面白いんです。

最高のマーケティングをしている人が
マーケティングという言葉すら知らない。

そんなこと、よくあるんです。

 

あの肉屋さんのご主人、
お肉の説明が最高にわかりやすい!

(うーん、すばらしい。
 最高のマーケティングだぁ)

であっても、

「わたしが最高の
 マーなんとかをしている?
 その、マーって何ですか?」

状態。

 

これ、もったいない!と思います。

ご自身のやっていることが
マーケティングだと自覚できれば、

ご自身やスタッフ(ご家族?)の
「当たり前」が、他業種・他店に比べて

さりげなく凄い!

を意識できるから。

 

なので、「正直バナナ』では、

気づいて〜

なメッセージを

こじゃる🐒(作中のガイド)の
セリフとして埋め込んでいます。

「反対に、マーケティングという言葉を知らずに
 マーケティングをしている企業もあるんじゃ。
 うまい寿司を握るだけじゃなくて、お客様の
 好き嫌いを憶えとる。あの親父さんはマーケ
 ティングそのものじゃ。」

 

ねっ、これなら自覚しやすいでしょ!

こうした解説は
絵本なら書かないでしょうし、
「言わぬが花」なんでしょうけど、

(『バナナ』は言っちゃってます🤣)

あはは。

(正直だから? 野暮だから?)

(それは、読者が決めること🤣)

だけど、

今までの本よりは、かなり絵本に
近づいたのでは?

と思っています。

ということで、これからも、
絵本、手本にします!

作品ページ、こちらから🍌