小さなお店が大手に勝つには

みなさん、こんにちは
矢嶋ストーリーの矢嶋です。
 
今回はちょっと緊張しています。
個人店(個人経営、家族経営)に向けて
チェーン店や大手ECとの競争に勝つ方策を
書いちゃうから。

スモール・ビジネスの時代です。
その優位を存分に生かして
競争に勝利してくださいね。

そんな話の目次は以下の通り。

勝利のキーワードは競争戦略です。

ではさっそく。

小さなお店、
個人店(個人経営、家族経営のお店)への
エールから話を始めたいと思います。

小さなお店、がんばれ!

小さなお店が好きです。
なかでも個人店が好き。
個人経営、家族経営のお店が
大好きです。

理由があります。

①リクエスト対応がすごい!
 (例 精肉店の🥩オーダーカット)

②工夫がすごい!
 (例 なぜか安い青果店🍓🥕🥬)

③ステキな店構え
 (例 寿司屋🍣🍵の暖簾)

などなど。

個人店のない生活なんて!
(考えられません)

でも現実は…
個人店、どんどん閉店。

いい店だったのに!
利用していたのに!

残念すぎる!

と嘆きつつ。その一方で。
お店にも隙(すき)があったように
思うこと、ちらほら。

たとえば、接客時の笑顔。

個人店には人情があって
親しみがあって、温かい接客!
とマスコミは常套句のように
褒めますが、ほんとうに
そうでしょうか?

顔馴染みに愛想がいいだけ?
知り合いとお喋りしたいだけ?
になっていませんか。

大手のチェーンの方が
優しい接客をしていませんか?

たとえば、スターバックス。
初来店でも、どの人にも
店員さん、すごくいい笑顔。

こういう隙を個人店に
感じることがあるんです。

隙の主な原因は
自分のこだわりと
自分に対する自信
だと思います。

それが、いつの間にか
世間とズレていく。

努力しているライバルが
(例 先ほどのスタバ)
何をしているか?に関心がない。
知らない。知ろうともしない。

新しい客は来ず、
旧知の常連だけの店に。
その彼らさえ来なくなり、
ある日突然、ばたりと倒れる。

一方、
個人店のライバルである
チェーン店や大手ECは
お客様を失わないために
不断の努力をしています。

そんな彼らと競争し、
勝たなければ、
個人店に未来はありません。

個人店のみなさん、
あと少し努力を!

そうすれば勝てます。

がんばれ!
がんばってください!

small business の時代

個人店には力強い味方がいます。

時代です。

時代は個人店を推してくれています。

世界に目を向けてください。
🌍🌏🌎

海外の土地や街を紹介する
テレビ番組を観てください。

文化的に豊かな地域は
個人店でいっぱいです。

たとえば、農村。

イタリア🇮🇹で、アグリツーリスモ
(英語だとアグリツーリズム、
葡萄畑やオリーブ畑に囲まれて
ゆったりと過ごすレジャー)に
努める村をチェックしてください。


そして都会でも。

パリ🇫🇷の魅力は個人店によって
支えられています。カフェ、
果物を売る店、書店、そして
ニューススタンドそれぞれが
街の表情を作っています。


この事実、
世界の常識に。

店の規模が小さくても、
店を営む会社が無名でも、
お客様はいっさい気にしません。

「大規模=有名=一流」という
信用の構図は過去のものに
なりました。

大企業発展の時代(20世紀)を経て、
small business(小規模ビジネス)を
誇らしく思う時代になったのです。

みんな、個人店を褒めたくて、
自慢したくて仕方ないのです。

「町中華」なんて言い方は
その表れ。

北海道のごくふつうの食堂に
訪日客が多数来店している事実を
ご存知ですか? →食堂のアカウント(X)

この気持ち、
これから世界中で
もっと強くなっていくと
思います。

この優位を生かしてください。
そして
大手に対する備えをしてください。
次のパートは、その話です。

競争戦略、お持ちですか?

個人店は大手と
どう競争すればいいのか?

チェーン店や大手ECに対して
どう対抗すればいいのか?

さきほどの
接客の笑顔の話(スタバ)を
思い出してください。

大手は意外なほど地道に
真面目に努力しています。

個人店のよさを
密かに奪い取ろうと
しています。

そして
組織力でも資金力でも
圧倒的に強大です。

そんな相手に
闇雲に正面から突っ込んでいく。
それは愚策です。

知恵が必要です。

その知恵を経営学では
競争戦略と呼んでいます。

競争戦略は、
競争という言葉と、戦略という言葉を
合わせた言葉です。(競争+戦略)

戦略の意味は
「生き残るための大作戦!」です。

詳しくは、拙著『いろはカルタ経営学』の
「せ」の札をご覧ください。

つまり競争戦略とは

「これから命運を賭けて
 ライバルと戦うわけだが、
 その際に、ライバルの攻めを
 熟知し、巧みに応じ続けるぞ」

という意味なのです。

競争戦略なんて
馴染みのない言葉かもしれませんが、
この言葉の重要性を
チェーン店や大手ECは知っています。

そして独自の競争戦略を持っています。

その競争戦略を
個人店にも持っていただきたいのです。


でもいきなり言葉だけで
「競争戦略を!」と言われても
ちんぶんかんぶんですよね。

ネットにあふれる抽象ばなし、たとえば
「競争戦略は3C」なんてページを
読んでも腑に落ちませんよね。

当然です。

お店のみなさんに必要なのは
具体的な行動イメージなのですから。

〇〇して、△△すれば、
⬜︎⬜︎してくるライバルに勝てるぞ!
頑張ろう! えいえいおー🕺🏻💃🏽 

これこそが必要。

なので、書いてみました。

読むと
「頑張ろう! えいえいおー」
になっちゃう、それでいて
知らず知らずのうちに
競争戦略がわかっちゃう、
ストーリー。

住宅地の商店街が舞台の
ストーリーです。

商店街のストーリー なぜ?

タイトルは
『パンで街を幸せに』⤵︎

ストーリーの内容を簡単に紹介します。

舞台を商店街です。

夕飯の買い物に出かける
近所の商店街。

その商店街に、ある日、
ちょっとした異変が
起こるのです。

戸惑う店主たち、
何かに気づく店主たち。

あとは読んで
お確かめください。

読むほどに
競争戦略がわかってきます。

そして気づかれると
思います。商店街って
大きな武器であることを。

そんな解説も
お付けしました。

(戦略とストーリーが
 どう関連しているかは
 後半の解説できちんと
 説明します!)



小さなお店を営むみなさま、
個人店のみなさま、
競争戦略を意識して
大手に勝利してください。

    矢嶋ストーリー
       矢嶋剛

P.S.
『パンで街を幸せに』の
作品ページはこちら。🔗

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