プロセスを映画のように描きます(記述法)

始めがあって、終わりがある。

その間に漂うプロセスを
映像的に縫い合わせる。
その記述法がストーリー。

わたしは、そう理解しています。

ですから、
ストーリーを映画のように熾(おこ)します。

たとえば、こんな風に…。

 
風景が映し出されます。
まだ誰も現れません。

観る(:読む)側は、これから何が?を
予想しながら、誰かが現れるのを待ちます。

演者が現れます。
何者なのか? さりげない説明が始まります。
(人間? 機関車かもしれません)

演者は、何かを想い、行動します。
表情を変え、言葉を発します。

そして、たいがい何かが起きます。
(みんなが眠っている夜は、
 ストーリーになりにくいのです)

 
Let’s get back on track!

こういう、印象的なシーンを
次々と描いていきます。

シーンが描けたら、束ねてみます。

そして、昔、教科書の隅に描いた
パラパラ漫画のように続けて眺めます。
 
下のような感じで。 
 
パーフォレーションperforations付きの映画や写真など撮影用フィルムが2コマ。そこにニッコリ笑顔のイラストが写っています。よくみるとETに似ている?『プロセスを映画のように描きます(記述法)』より。
  
    
わたしの描くストーリーは、
マーケティング(:お客様と働く人の
幸せを目指すアクション)なので、
演者はお客様と仕事中の人になります。

シーンは…

演者双方が幸せに向かって進んでいく、
グっグと這い登っていく象徴的な瞬間として
描かれます。

瞬間と瞬間をつなぎ合わせると、
プロセスが現れます。
ここに化粧し、ストーリーに仕立てていく。

そんな感じで、綴っています。
 
  
プロセスの密度は漫画や小説に比べると、
ずいぶんと粗いのですが、
私の場合、ストーリーの目的を
「こうしなきゃ!」の簡潔な案内に
置いているので、
これはこれで良しとしています。

 
この要領に沿って綴ったストーリーに
『新酒の季節は杉玉色で』があります。

ゆえあって、落語調ですが、
そこはさて置き、
わたしのシーンの区切り方に
留意しながら読んでみてください。

 
今回は、プロセスの記述について
経験をお話しました。
参考になれば、嬉しいです。