サイトを作り、電子書籍を出す〈わたし〉は、
みんなの使っているスマホが気になって
仕方ありません。
スマートフォンの能力は進化を続けています。
ディズプレイやカメラ、お財布機能。
できることが増えています。
近頃では、
10万円を超えるハイエンドモデルも登場しました。
一方で、2万円台のエントリーモデル、
そしてSIMフリーの格安スマホが人気です。
その中で…
どの機種を想定して
サイトや電子書籍を作ればいい?
日頃から、そんなことを考えています。
OSとスマホの関係
ですから、スマートフォンのOSを
気にしています。
OS(オペレーション・システム、
パソコンなら、windows や MacOS )が
スマートフォンの能力が決めてしまうからです。
OSの「できること」は変わります。【これ重要】
ヴァ―ション・アップとともに
(windowsなら、XP→Vista→7→8→10)
OSの「できること」は変わります。
ということは…。そうです!
旧いOSで動くスマートフォンは、
ヴァ―ション・アップされるたびに
「できない」が増えていきます。
そして、もうひとつ重要なこと。
OSのヴァージョンアップはできません。
【これ重要】
ここがPCと違うところ。
スマートフォンの世界では
「新しいOSを使いたければ、
スマホを買い換えてね!」
が、暗黙のルールなのです。
android のヴァ―ションアップ
さて、スマートフォンのOSには、
googleが開発するandroidと
Apple が開発する iOS があります。
どんな風にヴァ―ション・アップしてきたのか?
android はこんな感じです。
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Honeycomb( ver.3.0 / 3.1 / 3.2)
Jelly Bean( ver.4.1 / 4.2 / 4.3 )
KitKat ( ver.4.4)
Lollipop( ver.5.0 / 5.1 )
Marshmallow( ver.6.0 )
Nougat( ver.7.0 / 7.1 )
Oreo( ver.8.0 / 8.1 )
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補足:androidは開発名がなぜか有名なお菓子。
なんか楽しいですね。
android のシェアは?
ですから、
「OSのシェアがどうなっている?」は、
「世の中のスマートフォンのできる/できない」の
見取り図なのです。
幸い、
androidのシェア(OS利用状況の構成比%)は、
googleが最新の状況を教えてくれます。
googleは、
直近の7日間に Google Play ストアに
アクセスしたすべての端末の構成比を
公開しているのです。それによると…
2018年2月6日の現状は以下の通りでした。
KitKat(ver4)以前 17.7%
Lollipop(ver5) 24.6%
Marshmallow(ver6) 28.1%
Nougat(ver7) 28.5%
Oreo(ver8) 1.1%
OSシェアを評価
実は、これを見て驚きました。
KitKat をスタンダートと位置づけていたからです。
少し前なら、旧いとは言え KitKat は3割ほどいて…。
そう思っていたんですが、
既に2割を割っているとは!
そういえば、kitKatで動くわたしのスマートフォンは
データの保存容量が不足。アプリのアップデートも
ままならなくなっていました。
どうやら、
スマホ感をみんなに合わせる時期が来たようです。
(:そうしないと、みなさんの感覚とズレそう!)
というわけで 機種変
KitKatと、サヨナラしました。
OSは、Nougat( ver7 )へ変わりました。(昨日)
グラフ的に表すと、
以下のような感覚移動になります。

KitKat(ver4)以前 17.7%
Lollipop(ver5) 24.6%
Marshmallow(ver6) 28.1%
Nougat(ver7) 28.5% ☜ここです
Oreo(ver8) 1.1%
ちょっと前に進んだわけです。
100人並んだ列に例えると、84番目から30番目へ。
こんな感じでしょうか。
矢嶋ストーリー 機種変の原則は
今回の機種変もそうでしたが、原則は、
みんなのスマートフォンに寄り添う。
(=サイトや電子書籍の制作も)
ハイエンドモデル=最新技術=すごい!は
確かに魅力的ですが、それに合わせると、
みんなから遠くなってしまう。
それが嫌なのです。
なので、今回の機種変では、もう一歩。
SIMフリーの格安スマホに変えたんです。
機種変は、みんなと同じスマホ感!!
【追記1】
この記事は、2018年3月26日に書いたものです。
その点、ご了解ください。
【追記2】
さて、その後、
ZTEとHAUWEIの使用抑制が
国の方針になりました。
通信規格も4Gから5Gへ引き上げられます。
しかし家計は厳しくなるので、
格安スマホの需要は高まるでしょう。
「みんな」のスマホの行方から
ますます目が離せなくなっていますね。