順番和訳! my英語勉強法

 

受験の英文和訳って変だと思うんです。

まず文全体を読んで、それから意味を考える。
(=全文を読むまで思考停止)

そんなんじゃ、会話できませんよね。

 

たとえば、
Let’s go to London! なら、

最初の Let’s を聞いた時点で
「一緒にやろう!」が判り、

続く go で
「行くんだね」が判り、

最後の to London! で
「ロンドンへ」が判るわけで。

 

これを
「ロンドンへ行こう」と訳すのは
正確だけど間違っている気が
するわけです。

「一緒に行こう ロンドン」が
マシなんじゃないかと
思うんです。

 

なので…
こんな訳出を
英語の歌でも試しています。

曲の流れ。
その中に渦巻く原詩の感情を
日本語で歌いたいなぁ
と思うから。

そんな英文和訳のmy作法。ABBAアバの曲
“The Winner Takes It All” なら…

 

ステップ①

原詩(英語)の順番通り! に訳します。

たとえば
I’ve played all my cards. 
というフレーズ。

予備校的に訳すと
わたしは、手持ちのカードを全て使ってしまった
になりますよね。

けれど、歌詞が耳に入ってくる順番通りに、

I’ve (:してる)  ※何を?は不明
played(:プレイを)※何で?は不明
all  (:全ての)
my (:わたしの)
cards.(:カード)

と訳します。並べると、

してる プレイを 全ての わたしの カードで

となります。
ここから改造を始めます。

 

ステップ➁
歌の背景を和訳に反映させます。

たとえば、I(わたし)。
文字だけだど、誰だがわかりません。

そこを言葉で補います。

この歌は、
女性が振られた元カレに語る歌なので、
I は女性です。

そこで、女性を表すために、

してる⇒してる

に改造しました。これで訳詞は、

してる プレイを 全ての わたしの カードで

になりました。
※「」がどんな女性を表すか?は
ひとまず脇に置いて

 

ステップ➂
日本語で歌えるように
言葉をリズムに合わせます。

歌詞を感じる=リズムに合う

だと思うので、リズムに訳詞を
乗せていきます。

この箇所のリズムは、

I’ve played(間) all my cards.
アィプレィド(間)オーマィカーズ

なので(原曲を YouTube でどうぞ)

先の訳詞➁では尺が合いません。

そこで改造。

取り敢えず
長すぎる&繰り返しな「わたしの」を
削ります。すると、

してる プレイ 全ての カードで

になります。

 

ステップ④

ここでテスト。歌います。

すると、
今度は  が邪魔なことに
気付きます。だから削って。

してるプレイ 全てのカードで

にして。

この後、感情を込めて歌えるように
なるまで何度も修正。

 

そして「まぁいいか」
今回なら

I’ve played(間) all my cards.
アィプレィド(間)オーマィカーズ
してるプレイ(間)全てのカードで

になったら完成です。(おわり)

 

♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩

いかがでしたか?

お笑いになるかもしれませんが、
意外と勉強になっています。
(とくに 感情の置き方)

 

ちなみに
この曲の拙訳全編は こちらに。

原曲ではなく、大好きな映画
『マンマ・ミーア!』(2008年)
ヴァージョンの訳詞です。